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10/26(日)「今日が最後かも すべては一期一会」

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「今日が最後かも すべては一期一会」

仲間や家族と一緒にいますと、遊びや楽しい物事が

有るものです。もし自分に子供がいるならば、

家族への執着愛は大きなものです。

しかし誰もが必ずいつかは、大切な人と別離が生じる

のがコノ世なのです。コノ世はそういう世界だという

ことを覚悟して忘れずにいましょう。

どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人

で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.41)

 

* 家族や仲間と、いつかは別離することなど一切考えず

     に暮らす生活。

* 自分の子供とも必ず別離するなどの悪い事は信じないで、

     一切考えないで今を楽しむ生活。

 

これとは反対に、

* 家族や仲間と、いつかは必ず別離することを覚悟しながら、

     今の生活を楽しむこと。

* いつ何どき家族や友人と死別しても、自分が後悔しない

    対応を普段からしながら生きること。

 

この2つの生き方には大きな違いが有ると、この項で釈尊は示

されています。何がどう違うのでしょうか?

 

(1)の生き方ならば、家族や友人に対して、

* 自分の好きなことを相手に言って、喧嘩をしても気にしない。

* 相手に嫌味を言ったり、自分がイジメをすることも有るかも

    知れません。

 

(2)の生き方ならば、

* 今日が一期一会(いちごいちえ・最後の面会)だと思い、

     ムダな喧嘩をする気にも成らない。

* 相手を愛情深く、感謝の気持ちで見ることが出来る。

* 相手の些細な事は気にならない。

このようなことが言えると思います。

 

死を忘れている生活とは、その中身に天地の違いが長い人生では

生じるということです。

今日は、他人や色々な物事(動物・植物・乗り物・食事・・・)と

「一期一会」「今日が最後」という視点で見てみましょう。

普段には気付けない、何か大切な気付きが生じるものです。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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