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11/8(土)「真理は心に宿る」

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「真理は心に宿る」

さまざまな宗教を体験して、

それで自分が変わらないことを思い知ること。

色々な宗教的な内容

教理を他人と論争しても、

何の意味も無かったこと。

それを超えて、

「自分自身を見詰める」

という正しい道に人が至った時、

「私は他人から何も学ぶ必要が無かったのだ」

という真の悟りへの知恵が生じます。

だから、

どんな交わり、

集団の中に自分が居ましても、

自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.55)

私たちは、

何かに迷ったり不安になったりすると、

「誰かに教えてもらいたい」

「正しい答えを知りたい」

そう思うものです。

宗教も、

自己啓発も、

スピリチュアルも、

たくさんの“教え”が世の中にはあふれています。

でも、

それらをどれだけ体験しても、

どれだけ学びを積んでも、

自分の中が変わらなければ、

何も変わらないのです。

どんなに立派な教えを知っても、

心の奥底で「自分はどう生きるのか」という問いに

真剣に向き合わなければ、

本当の意味での「目覚め」や「気づき」には至りません。

議論したり、

他人を説得したりすることに夢中になっても、

結局は「自分自身を真剣に見つめる」ことから

逃げているだけかもしれません。

本当の学びは、

外から誰かにもらうものではなく、

自分の中から気づくものです。

その気づきが起こる時、

心の世界は、

「私は他人から何も学ぶ必要がなかったのだ」

という静かな悟りが生まれます。

それは、

他人を否定するという意味ではありません。

むしろ、

他人に依存せず、

自分の足で立つ覚悟ができた人が、

他人を批判したり評価することよりも、

初めて自分自身も「人に言えるほどたいした人間じゃない」と

思い始め、相手を批評批判するのはもはや嫌になってくるのです。

なんたかんだ人の事を言っても

結局、すべては自分の問題だった。

人は自分の姿を映し出してくれる鏡だった。

はあ~~そういうことかぁ・・・。

だからこそ、

どんなに大きな組織の中にいても、

どんなに多くの人と関わっていても、

自分の人生は自分の責任で歩むという覚悟が必要なのです。

「孤独」ではなく、

「独立」。

「ひとりで歩む」ということは、

世界と切り離されることではなく、

世界の中で“自分の軸”を

しっかり持って生きるということです。

犀(サイ)の角は、

まっすぐに一本だけ立っています。

誰にも寄りかからず、誰にも媚びず、

ただ静かに、

自分の道を内なる良心(仏)と共に歩んでいく。

現代社会は情報が多く、

人とのつながりも濃いですが、

そんな時代だからこそ、

「一本角のサイのように、ただ独り歩め」という言葉が

より深く響くのです。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

参考文献【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一

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