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11/10(月)「誰もが自分の宇宙を完成させるために生まれている」

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「誰もが自分の宇宙を完成させるために生まれている」

ワレヨシなドン欲に成ることが無く、

普段にイラ立つことが無く、

自分勝手な欲望を持たずに、

正しい他人を非難したくなる気持ちが自分に無いこと。

このような自分の激しい性(サガ)による

欲情や悪事をしないこと。

このような悪い自分のサガを霧散させて、

社会全体で自分が認められたいという願望が消えた人は、

どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、

自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.56)

 

人は、心が満たされず寂しいとき、


つい誰かを責めたり、

批判したくなるものです。

でも、

釈尊はこう教えています。


そのような心のままでは、

真の安らぎには近づけない、と。

どんなときでも、

たとえ自分がつらい状況にあっても、

他人の幸せを心から祝福できる。

そうした「素直な心」になれたとき、

人は“1本角のサイ”のように、

ひとり静かに、

自分の道を歩むことができるようになります。

それは、涅槃(ねはん)心の平和、

お浄土のような境地へ近づく道です。

人の心は、

本当に不思議で、

変化し続けます。

でもその複雑さこそが、

「生きる意味、生きている証」だし、

まさに「宇宙」なのです。

だからこそ、

わざわざこの世に生まれて来て

自分で求道する意味も価値もあるのです。

誰もが努力して自分という宇宙を完成させるために

この世に生まれています。

「自分という宇宙を完成させる」とは、

自分の内面・可能性・人生を通して、

自分らしい“完全な調和”を目指すことです。

それは、

他者との違いを受け入れながらも、

自己を磨き続ける宗教的生き方そのものを意味しています。

今日も明るく頑張りましょう。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

参考文献【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一

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