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12/16(火)「現状の在り難さに満足することが悟り」

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【今日の気づきの法話】

原始仏典を読む中で、私が強く感じたことを書きます。

原典の解説ではなく、日々の生活の中で感じた私的な

「気づきのメモ」です。

 

悟りとは、

特別な才能を持つ人だけが辿り着く境地ではありません。

 

釈尊は、最も古い仏典『ダンマパダ』の中で、

悟りに至る道を驚くほど簡潔に示しています。

 

自分の生活に集中すること。

どんなことも、我慢強く続けること。

自分で自分を励まし続けること。

そして、周囲への配慮を忘れないこと。

 

たったこれだけです。

 

つまり悟りとは、

非日常の体験ではなく、

日常を誠実に生き続けている「最中(ing)」に現れるもの。

 

何かを達成した先に突然訪れるのではなく、

洗濯をし、働き、我慢し、整え、

また明日を迎える・・・・

その繰り返しの中で、静かに深まっていきます。

 

悟りとは「何者かになるもの」ではなく、

何かを「続けている状態」。

 

今日を丁寧に生きている人は、

もうすでに悟りの流れの中にいます。

 

そして、

現状の在り難さに満足することが、

悟りであり、覚醒なのです。

 

だからこそ人は、

この普通で尊い生活を体験するために、

この世に生まれてきたのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

エッセイ「養命酒とレモン味ゼロサイダートリプル」― 年の瀬に ―

 

年の瀬が近づくと、社員の皆さんからお歳暮が届く。

一つひとつに、その人の顔と、この一年の時間が浮かんでくる。

 

Sさんから届いたのは、最近はまっているという「養命酒」。

「おお!!養命酒じゃ!!」

それを見ると、自然とおばあちゃんを思い出す。

寝る前に、キャップ一杯の養命酒を静かに飲んでいた。

 

あの頃は何気ない風景だったけれど、

今思えば、あれも“身体を労わる知恵”だったのだろう。

 

その養命酒を、今は自分が、

毎晩寝る前にキャップ山盛り一杯。

夜九時に飲むと、早朝三時まで一度も起きず、

深く、静かに眠れる。

 

目が覚めたら会社へ行き、

三十分、雑巾で工房を掃除する。

今年一年、支えてくれた場所に、

「ありがとう」を込めて拭く。

この時間が、年末になるほど、いっそう大切になる。

 

もう一つは、Eくんから届いた

「レモン味 ゼロサイダートリプル」。

週四回の筋トレの中には欠かせない相棒だ。

特に猛暑の夏場は、これがなければ乗り切れなかった。

身体を動かし、整え、また働く。

 

その繰り返しを、静かに支えてくれる一本。

養命酒も、ゼロサイダートリプルも、

どちらも主張はしない。

けれど、確実に効いている。

 

年末年始という節目は、

派手なご褒美よりも、

こうした“静かな支え”が、いちばん身に染みる。

 

水のように、

当たり前のように、

一年を通して流れ続けてくれたものへ。

 

今年も沢山お歳暮いただきました。

お気持ちいつもありがとうございます。

 

 

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