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9/24(水)「悪人正機 良心が許せばどんな状態でも安心は来る」

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「悪人正機 良心が許せばどんな状態でも安心は来る」

コノ世の色々なハンディを抱えながら、

困難な道を渡り、繰り返す輪廻転生(死後)や

物事へ心配する気持ちを乗り越えて、

冷静に物事を静観し、激昂すること無く、

自分に怪しい行動が無く、何事にも執着せずに、

その上で安心している人。

そういう人を私・釈尊は、最高の人間とします。

(原始仏典 ダンマパダ26章-414)

 

この項を読みますと、二千五百年も前の人々も

前の人々もまさに、いろんなハンディを抱えながら、

険しい人生を歩き、生まれ変わりや死後の世界、霊や

見えないことを心配する・・・。このような生活を

送っていたのです。今の多くの人々とまったく変わ

りません。

そのもろもろの上でも、最終的には安心しながら生活

する人が最高の人だと、釈尊は示します。

 

何があろうとも、子どもがグレても、仕事がダメでも、

それでも自分を律し心から安心して生活をする人が、

この世の真の勝利者なのです。

自分ができる最高の努力を本当に尽くし切ったならば、

自分の良心が許せばどんな状態でも安心は来ます。

 

お金持ちでも、他人から幸せそうに見えましても、常に

心配しながら生活をする人が多いのです。

どんなダメな状態に自分が在りましても、すべてがこの世

だけでの状態なのです。無常、必ず過ぎて終わっていきます。

 

チベットの死者の書を読みましても、あの世で自分が死後の

状態を体験しますと、顧慮での苦しく、嫌な物事、理不尽、

災難・・・、そのすべてが意味と価値があったことを誰もが

理解します。

*まだまだ自分は頑張るべきだったのだ。

*あの時に素直に謝っておくべきだった。

*もっと感謝をしておけばよかった。

と、誰もが思うようです。

何とも言えない「申し訳なさ」に、泣く人が大半です。

自ら地獄に堕ちていく人は、まだまだ素直には泣けない

人なのです。心が素直に泣け、申し訳なかったと慚愧した

時が、天から許される時なのです。

 

人は無理やりに安心しようとしてもダメなのです。やはり、

自分の良心に背く点がありますと、安心することは不可能

なのです。

逆に言えば、どんなダメな状態に自分が在りましても、

し゛分の良心に対して一切の曇りが無い人は、心が安心します。

 

残りの人生を、本当の自分自身と(良心・仏性)と向き合って

生きましょう。この世にいる時にいる時に、本当の自分自身

と向き合い続けていた人は、この世でどんな状態であったとしても

安心して必ずお浄土に還っていかれることでしょう。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「生活心得②」

おいしいものを食べるのはいいし、

快適な着物を着るのもいいと思いますが、

これもやはり程度の問題で、

あまりそれを言うのは卑しいという発想は

必要だと思います。

また、グルメはいい、ワイン通もいい。

しかし、グルメぶったり、

ワイン通ぶったりすることは

卑しいことだという発想を、

どこかに持ったほうがいいのではないかと思います。

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