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11/6(木)「深く内省し釈尊の智慧を日々振り返る」

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「深く内省し釈尊の智慧を日々振り返る」

宗教的な集会を楽しむ人が、そこで学ぶ人が、本当に正しい

真の悟りの境地を一瞬たりとも体験することはありえません。

太陽の王家から来られた幾多のブッダ(真の覚者)たちが残

した言葉を、ひたすら考えながら生きなさい。

だから、どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分

一人で歩く覚悟を持ちなさい。まるで1本角(ツノ)が立つ

サイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.54)

 

私たちは、いつも「つながり」の中で生きています。

職場ではチームで、家では家族と、SNSでは誰かの意見に

囲まれながら。

それは温かくもあり、しかし時に、自分を見失う原因に

もなります。

「みんながそうしているから」「誰かが正しいと言ったから」

そうして歩く道は、たしかに安心です。

けれど、その道の上で、あなた自身の声は聞こえているので

しょうか?

釈尊は言いました。

「一歩角のサイのように、ただ独り歩め。」

これは「孤立せよ」ということではありません。


むしろ、群れの中にいても自分の心を見失わない力を持て、

という意味です。

仕事の現場で、みんなが妥協しているとき、

もんなが安きに流されているとき、

あなたが「本当にそうなのか?」「本当にそれでいいのか?」

と問い直す勇気を持つことなのです。

「これでいいのか?このままでいいのか?」と、

自らを問い直すのです。


友人関係で、誰かを悪く言う空気が流れても、「目の前に

いない人のことを悪く言うもんじゃないよ」と、静かに立つこと。

それが、現代の「一本角のサイのように歩む」なのです。

孤独に見えるその一歩の中に、

あなたの人生を凛と照らす灯りがあります。

他人の言葉を信じるのではなく、

自分の中で確かめ、体験し、感じる。

れが、本当の「学び」であり、「悟り」への道です。

今日も人と関わりながら、しかし心はまっすぐに、

一本角のサイのように静かに、自分の道を歩んでいきましょう。

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

参考文献【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一

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