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「人間にとって一番大切なもの、それは存在の安心」3/8(月)

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存在の安心があるとは、

ありのままの自分が認められるということ。

 

自分に能力があってもなくても、

その人が大切な存在だという安心感が、

存在の安心を生みます。

 

その上で、

褒められれば頑張れるし、

たとえ期待に応えられなくても、

それでも自己否定することは

ありません。

 

自分の良心は

常にあなたの存在を

とても大らかに慈しんで見守り

共に生きて下さっています。

 

とにかく

良心と共に生き

その安心感で

存在の安心が十分育っていくと、

人は自然と自信を育てていけるのです。

 

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「自己肯定感」と「存在の安心」

 

人間が生きていくときに、一番大切なのは、自己肯定感(自己評価)です。

自己肯定感とは、「自分は大切な人間だ」「自分は生きている価値がある」「自分は必要な人間だ」という肯定的な安心感をいいます。

 

どんなに勉強が出来て能力があっても、技術力や専門性が高くても、地位や名誉があっても、

沢山土地やお金を持っていても、いい会社に勤めていても、自己肯定感が低いと、心の中心にぽっかり穴が開いた状態ですから、とても苦しい人生になります。

 

これは私が技術的スキルや能力を伸ばすより、とにかく人間としての基礎力である人間的スキル(人間力)を育てていくことが大切と、何度も何度もスタッフの皆さんに伝えている理由です。

 

人間的スキル(人間力)とは人間としてのモラルやマナー、道徳心、優しさ、親切、思いやりという愛情心のことを言います。

つまり一言で言うと、技術や専門性を伸ばす前に自己肯定感(自己評価)を育てるということなのです。これが育ってないと能力も実はなかなか育ちません。

 

人間はたとえお金持ちでなくても、学歴がなくても、自己肯定感の高い人は、幸せを感じることができます。子どもが求めているのも、大人が求めているのも、お年寄りが求めているのも、これ一つです。この幸せという安心感以外にありません。

 

この、何よりも大切な自己肯定感(自己評価)が、今の日本の子どもたちや大人たちは、決して高くないことが、いろんな統計で明らかになっています。

「自分はダメな人間だと思いますか?」の質問に「そう思う」と答えた中学生は、中国が11.1%、アメリカが14.2%だったのに対して、日本は56%でした。

 

勿論、国民性や文化の違いもあります。しかし、それにしても、日本の子ども、そして子どもが大きくなって大人になるわけで、子どもや大人たちの自己肯定感の低さは深刻なのです。

 

人から、社会からも、必要とされていると思えない子どもや大人たちが、どうして、意欲をもって勉強に取り組んだり、仕事に情熱を傾けたり、積極的に社会のルールを守ったり、

技術的な仕事のスキルを伸ばすことが出来るでしょうか。

 

「自分なんか、生きている価値がない」としか思えない子どもや大人が、どうして自分の人生を主体的に、前向きに生きていくことができるでしょう。すべての土台は、自己肯定感(自己評価の高さ)なのです。

 

さて、私は現在一つの企業の代表代行として多くの技術者やスタッフたちの親(私の年齢より上の人でも)がわりの役割を担っています。

子どもや部下たちが一番安心できるのは、親や会社であれば組織のトップが「自分のいいところも、悪いところも、みんな受け入れられ、認められている、愛されている。」人であるということです。そしてそれが子どや大人の自己肯定感という安心や幸せを育んでいきます

 

自分の気持ちを分かってもらえる、というのは、いわゆる「共感」です。悲しいときは一緒に悲しんでくれる。嬉しいときには、一緒に喜んでくれる。そういうときに、子どもも、大人も、自分の気持ちをわかってもらえた、と思います。

そして、私は愛されている、と幸せや安心を感じます。「共感」は、自己肯定感を育まれるために、最も有効な関わりの一つです。

 

よく子どもや大人のスタッフたちを「褒めて伸ばす」というと、褒めることが、人を伸ばす手段みたいに思われていますが、大切なことは、子どもやスタッフたちの気持ちに共感すること。

歓びも悲しみも共に共感する中で、人は自分が大切にされていると感じられると、そこから、前向きに生きて行こう、目標を達成しよう、職人であれば、お客様の喜びの為にさらに頑張ろうと、自己評価の低かったときより100倍以上の力を出していくことも出来るわけです。

 

うちの会社がまさにこれで、一人ひとりのスタッフたちの自己評価の高さが結果的に現在のように多くのお客様のリピーターを生む原動力となっているのは事実です。

もう一つ、「自分のいいところも悪い所もひっくるめて、受け入れられ、愛される」ということですが、これがいかに安心感となり、自信になるかは、逆の事を考えればわかってもらえると思います。

 

家族から、いいところは認められるけど、悪い所は拒否される。良い行為を重ねると、ポイントが上がり、家族として存在を許されるけど、悪い所が重なると、ポイントが下がり、

ある一定以上ポイントが下がると、家族から排除され追放される。

こういう関係は会社ではあり得ます。

そうでないと社会的に会社の運営は成り立ちません。ただ、うちの会社の場合、出来る限り家族と同じように熱を持って、良いも悪いもその人のサポートをして情熱大陸でいきます。

 

ただ一般的には、悪態をついたり道徳的なルールが守れずポイントが下がると追放されるということは、会社ではあり得ても家族では到底あり得ません。それは家族、親というのは、

いいところも悪い所も含めて、受け入れ合う、支え合う、そういうものだからです。

 

単純に失敗したら追放される、失敗しても、受け入れてくれる人がいる。前者は怖れと不安でなんとか追放されまいと頑張りますが、後者は失敗したら素直に反省改善して前向きに

失敗を取り戻して自分と会社のために頑張ろうとします。これは大人ですが、子どもも一緒です。

「自信を持ちなさい」という言葉を子どもの世界でも大人の世界でもよく聞きます。

たしかに「自信」を持つことは大事です。ただ、この「自信」といっても、2段階あります。

 

第1段階は、「存在への自信」です。つまり、自分はここにいていいんだ、ありのままで存在感があるんだ、自分は、いらない人間なんかじゃないんだ、という安心感です。つまり、自己肯定感です。これは、何によって作られるかというと、子どもなら親や家族、会社ならトップや上司や同僚が、自分の存在を受け入り喜んでくれていることから、育まれる安心感です。

まずこの土台がないと、次の段階の「自信」は育ちません。育ったとしても歪で屈折した自己内省の無い「過信」「驕慢」「傲慢」として育ちます。

 

第2段階は、能力への自信です。これは、子どもの場合、勉強が出来る、スポーツが出来る。

大人の場合、仕事のスキルが出来る、技術的能力が伸びるという、自分の能力への自信です。

これは、周囲の人から、認められたり、褒められたりすることにより、育まれます。

 

普通、自信というと、

能力への自信の方を問題にしがちです。

しかし、人間が生きていくときに、本当に大切な自信は、「存在への自信」です。能力への自信は、努力によって身に付けることができる反面、いろんな状況で失うことも多々あります。勉強で失敗したり、スポーツで負けたり、会社が倒産したり、商売がうまくいかなかったり。

 

ところがそこで、「なにくそ」と思って、また立ち直って頑張ることができる、「どうせ自分なんて」とあきらめてしまうかは、「存在への自信」、「自肯定感」によるのです。

自己肯定感が高いと、子どもも大人も、人間的スキルが育って、技術的・能力的スキルを伸ばすことができます。

 

躾やルールを教えるときに、悪いことを悪いとストレートに注意したときに、自己固定感の高い子どもや大人は、「自分のために叱ってくれた。ありがたい」と思うことが出来、

反省と改善ができます。

しかし、自己肯定感の低い子は、「やっぱり自分は、人を怒らせるだけの、ダメな人間なんだ」と思って、すてばちになって、反省も改善も出来ません。

 

ですから、子どもの勉強やスポーツなどの能力を育てるときも、躾や道徳的なルールを教えるときも、大人であれば、社会的マナーや技術的スキルや能力を伸ばすときも、土台となるのが、自己肯定感、「存在への自信」なのです。

 

今日は、

私が理事長を務める

「志和龍城認定子ども園のリモート研修」の日です。私が今日、保育士や職員の皆さんに伝えたいことはまさにこの自己肯定感「存在への自信」という「心の根っこ」を育んでいく

ことが「まことの保育(仏教保育)」なんだよ、ということ。

そして認定こども園では一人ひとりの子どもたちの代理の親として「子どものいいところも悪い所も、みんな受け入れて、愛していく。」こと。

 

子どもたちの喜びや悲しみに共感していき、子どもの自己肯定感、「存在への自信」を

育てていくこと。まさにこれが皆さんの使命、役割そのものなんだよ、そのためにはまず自分の自己肯定感、存在の自信をしっかりと育てていくんたよ。

それは、いつでも、どこでも、どんな時でも、

「おまえと共にいるよ。安心して前を向いて精一杯生きていきなさい」という、心の中にいらっしゃる仏様(真の親)と共に大きな愛の中で生かされて安心して生きていくんだよ、ということなのです。

 

私がこの会社の中でやってきた役割とは、まさしくそれなんだと思います。

私自身がとにかく「自己評価が高く」、「存在の自信」が強いです。これは持って生まれたものだと思います。その「存在の自信」そのものの言葉や波動が、周りのスタッフたちの「自己評価の高さ」や「存在の自信」そのものを育み、技術的なスキルを伸ばしていき続け、

結果的には現状のように、常に変化と進化をしていく風通しの良い会社が創造されていきました。

これは一人ひとりのスタッフに「自己評価」と「存在の自信」が育ってきたからです。

 

今日皆さんに伝えたいのは、子どもたちにとっても皆さん一人ひとりが自己評価の高い人、存在の自信そのものの人に成って、子どもたちの「自己評価」「存在の自信」を育てていってね、ということです。

そのためにはまず自分から良いことをして自己評価を高めていってね。親にもそれを伝えて行ってね。子どもは、大人の良い行動も悪い行動も、そのまま、真似ていくからね。

 

また、褒め方とか、叱り方とか、当然子どもの性格によって違いはありますが、やはり子どもの良い所、頑張っているところを見抜いて褒めて、認めて、感謝していってね。ということなのです。

 

そして「この人は私のことを分かってくれている」と安心を与えるためにも、「気持ち」と「行動」を区別して、「気持ちは」は認めるけど、「行動」はよくないと注意しましょう。

それも「あなた」メッセージではなく、「私は、こう思うよ」という私メッセージでね。

 

ということで、話せばまだまだ終わりませんので、次回からも続いて「自己評価を高める」「存在の安心」を与える研修をリモートで行っていきたいと思っています。

ふ~う、一気に一時間、この文書を綴りました。この内容は本日の「日々是笑日」NCブログに掲載しておきます。(尚、会社のスタッフの皆さんに読んでもらうためにも、仕事や技術的・能力的スキルのことについても触れておきました。ご了承下さい)

理事長

 

リモートでの研修でした。

私は3階の武道場から研修を行いました。

 

うちの認定こども園です。

 

 

 

園長の家内と「お久しぶりですねえ・・・」。

コロナ禍で一年間広島に帰っていませんので懐かしいですね、子ども園が。

 

うちは仏教保育なので最初はみんなでお経を読みます。

 

 

 

子ども園のホールです。こんな感じなんですね、リモートでって。

 

 

 

ああ、懐かしい。

月に一度はこの場所で研修してたんですが、今はリモート。

ただ、みんなとても喜んでくれたようでよかったです。

今日の研修を保育で生かしてね。

 

みんな真面目で一生懸命。うちのスタッフたちには日々の

子ども園の様子が掲載されているブログが好評です。

あなたたちの情熱や子どもたちの素直さが伝わってくるのでしょう。

そういえばこの3月末卒園式が。そして4月入園式がありますが、

今年も帰れないんでしょうね。

別に私はコロナ感染者ではありませんが、千葉、関東の状態から

考えるとまだまだだなあ・・・と思います。

保護者に不安がらせてもいけませんしね。

 

 

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