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「悪口よりも励ます言葉を発していくこと」12/31(日)

更新日:

 

 

美しく発光する精霊は、

さらに釈尊にたずねました。

「確かにそれは、

第一番目の破滅に

向かう人々の特徴です。

真理の仏陀である釈尊よ、

どうか第二番目の破滅に向かう

人々の特徴を教えてください」

【原始仏典『スッタニパータ』

第一章第六節―九十三番]

 

釈尊は精霊に答えました。

「破滅に向かう人々の特徴は、

不良な人を好む人であり、

真面目な人を好きになれない人です。

また、悪人がする行為や、

悪徳な宗教者の言葉に、

なぜか自ら惹かれる縁を持つ人です。

これらが、第二番目の破滅に

向かう人々の特徴です」

[原始仏典『スッタニパータ』

第一章第六節-九十四番]

 

真面目な夫がいるのに、

夜のバーに出かけて、

ちょいワル風の男性に

もてあそばれる女性は

昔からいるものです。

そのうちに薬物を仕込まれたり、

借金を背負わされたり、

さらには風俗に堕ちる

既婚女性もいるものです。

真面目な夫や子どもたちに、

二度と会えないパターンを

自ら辿る女性がいます。

 

でも、これをはたから

見ていた友人の女性たちには、

「あんな男のどこが良いの??」

「やめときなさいよ」

と最初からわかるものなのです。

でも、目にフタがされたように、

本人は見事なほどに

悪いほうに引かれて行きます。

意外にも良い家庭の

女性でもいるものです。

 

また、周囲から見れば

「危ない集団「あきらかに金銭目的」

という信仰に惹かれる

真面目な人も昔からいます。

家や財産まで取られ、

家族が離散した後に、

「いったい自分は何を

信仰していたんだろう?」と

目が覚め始める人がいます。

周囲から見ていた

人々には初期から、

「何で、あんなモノに?」と

不思議に思われていたものです。

 

このように悪いモノに

自ら惹かれて、

引かれて行く人々を、

釈尊は「第二番目の破滅に

向かう人々の特徴」

として挙げています。

 

*第一番目の破滅に

向かう人々の特徴は、

真理に関して悪い縁に惹かれる人々。

*第ニ番目に破滅に

向かう人々は、生活行為に

関する悪い縁に惹かれる人々。

このように言えそうです。

 

どうして人によって、

「明らかに悪いモノへと、

悪い方向に行く人」と、

「最初から行かない人、

悪いモノに見向きもしない人」

に分かれるのでしょうか?

 

それは頭が悪いからだ、

と露骨に言う人もいます。

でも私は、それは違うと思います。

知的で立派な職業の人でも、

見事なほど夜のワナにかかる

男性も女性もいます。

頭が悪くても、素直な人は、

悪いモノに惹かれないのです。

 

本人が無意識下で溜めた

ストレスと不満心、

日常に感謝をする習慣がないことを

悪いワナに誘導していくと感じます。

周囲には、初めから見えていても

止めることができません。

本人の自我(ワレヨシな心)が、

強力な磁石のように

悪い方向に自ら縁を求めて

創っていきます。

 

つまり、本人が溜め込んだ

不満心こそが、悪い誘導をする

原因だと感じます。

本人の問題だから、

周囲から見えていても

止められないものです。

 

誰もが、自分自身の

不満心に誘導され、

復響されていきます。

 

不満心を溜め込むということは、

生理現象では自分の肉体の

細胞を不満心の酸化作用で

焼いていくことになると感じます。

 

これが高じますと、

ガン細胞の比率が

優位になると感じます

(健康な人にも、

ガン細胞は常に存在し、

体内比率の問題のようです)。

 

私たちも、自分が持つ

不満心に復讐されないように

注意したいものです。

変な方向に自ら、

自分自身を誘導します。

 

逆に言えば、自分を

感謝の心で満たせば、

自分の良心(内在神)が助けてくれます。

誰もの良心(内在神)は、

先の流れが視えているからです。

 

二千五百年も前の釈尊の言葉は、

今の人類にも十分に通用します。

現代の生活パターンを

看破しているかのようです。

悪いそノに惹かれない・

引かれないように、

自分自身を静観しましょう。

 

「柔訳 釈尊の教え 第ニ巻」

 

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