「人を決して恨まない、憎まない、妬まないこと」
コノ世のモノの一切が幻想であることを深く自分で理解しており、
そして、他人や社会の物事を「恨む、憎む、妬むこと」から遠く離れることが出来た人。
なおかつ、人生を捨てるように生き急がない人。人生をムダに怠惰に過ごさない人。
このような人は、コノ世とアノ世を往復する輪廻(りんね:生まれ変わり)を終わらせます。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章1節-No.12)
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人間には色々な感情が有りますが、
その中でも「恨む」「憎む」「妬む」という感情は
強く転生(生まれ直し)にとても強い悪影響を残すということです。
来生がとても苦しい環境や状態に自分が生まれ直すことを思いますと、
* 今生で他人を「一切恨まない」「憎まない」「妬まない」こと。
* 嫌な肉親や他人には、自分の悪い感情を「いちいち起こさない」こと。
これを一切しないと自分で誓うことのほうが、
どれほど自分の永遠の「いのち」には有利なことか計り知れません。
来生の環境にまで影響する重大事に、
「恨まない、憎まない、妬まないこと」
が入っていることを、しっかり覚えて置いてください。
この重大事を何度も何度も思い出して下さい。
このために釈尊が、わざわざ一項を残している訳です。
まだまだ釈尊が言われます心境には、人類はほど遠いです。
だからこそ、まだ殺されないように自己防衛をしながら、
それでも個人からは「恨まない、憎まない、妬まない心境」を
心掛けることが大切に思います。
一人一人が他人を「恨まない、憎まない、妬まない穏やかな心境」を完成させて行けば、
繰り返す悪い因果の車輪は止まり始めます。
まずは、自分の家庭から家族を恨まない、憎まない、妬まない、
という心境を完成させなければ始まりません。
ただ、人間は生きている限り、
様々な縁によって起こる恨み、憎しみ、妬みの煩悩は
恥ずかしいかな尽きることがないのです。
しかし、阿弥陀様のはそんな愚かな私たちを決して見捨てはしません。
そのような私のすべてを承知した上で、常に傍に寄り添い、
一時も休むことなく智慧の光で私に「自分の愚かさに気づけよ、目覚めよ」と
照らし続けてくれています。
阿弥陀さまのその大きな御心に出遇っていくのが、
「なんまんだぶつ」のお念仏です。
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業を変える
「困難な道を選ぶ人」
恥を知り、感情の暴走を抑制する人。
心の欲望・怒り・迷いという「三毒」を薄めようとする人。
執着をサラッと手放そうとしている人。
うっかり偉そうにしてしまいそうになる傲慢さを
ポイっと捨てようと努めている人。
苦しみのないスッキリした生活を
日々送ろうとしている人。
そして、自分の心を観察する人。
かれらは自分の心とわたり合い、
苦しみを取り除いてゆこうとする
大冒険の道をあえて選び取った。
それゆえその人生は、
困難で挑戦しがいのあるものとなる。
そのような心が起こってくるのも、
全ては他力(仏力)によるものなのです。
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日本人の道徳心 「修養②」
「修養」は、やってもやらなくても
普段はあまりわからない。
いいご馳走を食べさせた羊と、
普通の餌を与えた羊とでは、
見た目には変わりはない。
ところが、いざ肉にしてみる、毛を刈ってみると、
その差は歴然としてくる。
いいご馳走を食べた羊の肉は美味しい、毛の質もいい。
人間も同じ。
その人価値は、ちょっと見ではわからない。
いざという時を見なければわからない。
いざという時にその人がどういう判断をするのか?
どういうブレない行動を取るのか?
その時、日頃からの「修養」有無がはっきり分かる。
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今日の諺
「元気溌剌(げんきはつらつ)」
【意味】
元気いっぱいで、生き生きとしていること。
「溌剌(はつらつ)」とは、
魚がピチピチと飛びはねる様子という意味。
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お客様の声
阪急メンズ東京
●グッチのバッグを修理で出されたお客様より
キレイな仕上がりに「直してよかったです」
と仰っていました。
●昨年もご利用のお客様が
「やっぱりダウンはウォータクリーニングですね。
モコモコにしてください」と
ダウンジャンパーを2点お持ちくださいました。
宅配クリーニング
5年、10年同じスーツをクリーニングしても
風合の変化が少なく、
返って来た時の香りが良い
(40代 男性)