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5/12(月)「泥の中で美しく咲く蓮のように生きる」

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自分自身に勝つということは、

他の人々に勝つことよりも真に素晴らしい

ことなのです。

いつも自分の行いを慎み深くして、

自分自身を安心させている人は、

つまり人間としての最高の勝利者です。

このような真の勝利者を打ち負かすことは、

神々でさえも、天の眷属神たちでも、

悪魔でも、根源神でも出来ないのです。

(原始仏典 ダンマパダ8章-104番・105番)

 

自分自身に勝つ=神(宇宙の完全法則)を超える、

ということを釈尊が真剣に仰っています。

なぜそう言えるのでしょうか?それは、

* この雑多な社会の「煩悩」(ぼんのう:利己的な欲望)と

     悪い「誘惑」に満ちた中で、

* 堕落することも、自分の自由に出来る中で、

* 必ず死ぬという、時間限定の中で、

このような中でも「自分に(自我に)勝つ」ということは、

すべての設定・環境(神)を超える、負けなかった、ということ

なのです。

 

仏教では、泥の中でもキレイに咲く蓮(ハス)の花が重視されて

います。蓮の花を仏の化身、宇宙そのものの化身・縮図として

大切にします。

それは何故でしょうか?泥の中でもキレイに咲くからです。

 

もし蓮の花が、お花畑の中で咲く花ならば、ただの花で終わって

います。泥の中でもキレイに咲く花だからこそ、仏の化身とまで

崇拝されるのです。

 

つまり人間は、最悪の家庭の中でも、最悪の地域の中でも、最悪

の国家の中でも、もし「いつも自分の行いを慎み深くして、自分

自身を安心させている人」と成り、自分なりの花を咲かせること

が出来ますと、その人は宇宙全体の化身となり得るのです。

これは神々(設定・宇宙の完全法則)を超える人なのです。

 

つまり、どんな環境の中でも「自分自身(自我)に勝つことが、

宇宙(完全法則)を制する・因果を超えることになるんだよ、という

真実のお話でした。

 

自分自身のクセの強い自我を自覚して、その自我に勝利する

不退転の自分でありましょう。まさに仏さまの願いはそこにあります。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より抜粋転載

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日本人の道徳心

「テュモス(気概)」

気概というのはギリシア語でテュモスと言うのですが、

ギリシアの哲学者の言葉を使って

ニーチェが言った言葉があります。

「二人の男が喧嘩し合った。一人は降参し、

一人は勝った。勝ったのは戦士になって、

降参したのは奴隷になった」

そして、両者の違いをテュモスにあると言っています。

気概というものが一番重要だというようなことを、

古代のギリシアの頃から気がついていたわけです。

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今日の諺 「不惜身命(ふしゃくしんみょう)」

【意味】

自分の体や命をかえりみないで、

物事に全力で取り組むこと。

「身命」(体と命)を惜しまないということ。

 

【由来】

仏教の言葉で、仏の道を修行するためには、

死も覚悟するという言葉から。

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