「この世は理屈より行動がすべて」
雨が降る季節には、この場所に住みたいなあ。
寒い季節と暑い時期は、あそこに住みたいと思う。
進歩の無い人は、このように思うだけであり、
そのための行動が一切ありません。
そして、そう思うだけで気付かない内に死が迫って来ます。
(原始仏典 ダンマパダ20章-286番)
人生は、あまりにも短いということです。今の日本の平均寿命
は84.46歳ですが、当時のインドの平均寿命は、これの半分も
無かったのです。日本では、30代など直ぐに来ます。
そこで人生が終わると想像しますと、あれやこれやと想像する
前に、常に行動していませんと何もしないままで終わってしまい
ます。
この項では、あれこれと希望するだけで行動の無い人を「進歩の
無い人」と解釈しましたが、原典ではもっと厳しい「愚か者」
「馬鹿な人」と解釈できる表現です。
つまり、想像するだけで「行動」が無いことが、人として生まれ
たならば「いかに罪深いことか」を示唆しています。
今の自分の行動の善・悪には、一切の無駄がなくて「その行動が
生きる」のです。自分の良心が許す希望は、とにかく直ぐに何ら
かの行動をして見ましょう。それがダメで直ぐ終わっても別に良
いのです。ダメだということを知るだけでも、非常に大切な経験
です。これも見えない財産に成るのです。
失敗した体験も、生きているからこその貴重で有り難い体験です。
釈尊は、何もしないで人生を終わるよりも、失敗しても良いから
「行動すること」を良しとしています。ただし、自分の良心に沿
った体験と経験を積むべきなのが、人が生きる道なのです。
そのような経験ならば、多ければ多いほど、成功も失敗も関係な
く本当に素晴らしいことなのです。
それが多い人ほど、すべての執着と「思い残し」が消えて、大往生
は間違いありません。必ずお浄土に還ります。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本人の道徳心
「司令官の条件」
第一次大戦後、ヒトラーの出てくる前の
ドイツ参謀本部の最後の参謀総長となった
ゼークトは、大戦中の戦場全部を検討して、
「参謀本部はこれという間違った作戦をやっていない。
ただ、上手くいかなかったのは、
司令官が途中でおたおたしたところである」と、
言っています。
つまり、ドイツ陸軍は完璧なる理想的な参謀を
つくることには成功したが、
司令官をつくることに失敗したというわけです。
では、どうしたらいい司令官ができるか「、
と問われて、「それは分からない」と答えています。
ただし、これだけは言えるとして、
「いつでも上機嫌でいる」こと、
「朗らかな気分を維持できる人」が
司令官にとっては一番重要である、
と指摘しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の諺 「紅一点(こういってん)」
【意味】
たくさんの男性の中にいる
ただ一人の女性のこと。
または、多くの中で一つだけ目立っているもののこと。
【由来】
中国の詩の中にある
「万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
一面緑の草むらの中に一輪だけ紅い花がさいている」から。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
断酒日記
今日は
参議院の期日前投票に行ってきました。
私は広島ですから当然投票紙は取り寄せを
行っての、君津市市役所に行っての投票でした。
会社のみんなもどうやら今回は同じ政党に
入れるようですね。
まあ、そこしかないな・・という感じです。
投票を済ませるとロビーに古い喫茶店があった
ので何か入りたくなって、コーヒーとサンド
イッチを注文しました。
一人の中年の女性の方が運営されており、
手際よくコーヒーとサンドイッチを出して
くれました。
うん?美味しい・・。
市役所の食堂のような喫茶店。
役所や住民の皆さんが
気軽に使ってらっしゃる雰囲気が真面目そうな
女性の方から伝わってきました。
なかなか、いいじゃない。
また、来て見ようかな?
今度はゆっぱり定番のナポリタンだよね。
・・・・・・・・・