「すべての経験を糧にする」
善良な人々は、遠くに離れていても目立ち光っています。
まるで、雪で白く輝く高山のようにです。
本当に悪い人々とは、
近くに存在していても分からないものです。
まるで、暗闇の中で発射された弓矢のようにです。
(原始仏典 ダンマパダ21章-304番)
あの人は嫌いだ、嫌な人だと思われているような人は、
まだまだ甘い単純な人なのかも知れません。
自分が嫌いな人は、本当は善人かも知れないという
視点も忘れないでいましょう。
意外にも、良い人に見える人物に悪人が居るかも知れませんよ。
悪魔でもそうです。映画で「ダミアン」と呼ばれた悪魔の少年は、
可愛い美少年の姿をしていました。
逆説的な裏を書くような説明をしましたが、
「善良な人々は、遠くに離れていても目立ち光っています」
これをそのまま素直に受け取って、自分も誰からも善人だと光って
見えるような生活態度を致しましょう。
隠れた悪人でも、やはり顔相には出ています。
顔の相は隠すことが出来ません。
可愛い悪魔の少年でも、たまに顔に出る影を隠せません。
他人の顔の相が分かる人間に成るためには、
* コノ世での苦労と努力の経験。
* 先祖へ感謝する気持ち。神仏へ感謝する謙虚さ。
の積み重ねが大切です。
この実績が、自分の顔相も変えて行きます。
明るく頑張って生きましょう。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「記憶こそが自分」
記憶は、反芻することによって定着し、
磨かれ、鮮明になる。
記憶力のいい人というのは、
頭のハードウェアがいいのではなく、
この反芻の度合いが多いからではないか
と思うことがある。
家庭も親も、その存在の本質は
「記憶」以外の何ものでもない。
人間の細胞は日々入れ替わっていくなか、
記憶だけが続いている。
自分というものは「記憶」以外の
何ものでもないというのが、
私の最近の確信である。
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今日の諺 「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」
【意味】
一度出した命令や決まりがすぐに変わってしまうこと。
あてにならないこと。
朝に出した命令を夕暮れ時には改めるという意味。
【由来】
中国の書物の中で、
「租税の取り立てをいいかげんにして、
朝に出した命令を夕方に改める」と、
農民の苦しさを伝えている言葉から。
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断酒日記
今日も頑張る。
意志の力、そこまで力まんでも。