「本当の自信や安心は外にではなく自分自身の心の内に在る」
たくさんの牛を飼う、ある信仰者は言いました。
「私の妻は従順であり、何でも私の言うことを聞きます。
妻は、色々な欲望にふらつくこともありません。
私と長い年月を共に暮らし、
ひたすら私を愛しており美しい女性です。
彼女の行動で、悪い噂を聞いたことがありません。
さあ神様、もし雨を降らせたいならば、
いつでも降らして頂いて結構です」
(原始仏典 スッタニパータ 第1章2節-No.22)
この項で大切な視点は、
* 今の自分の幸福や自信とは、
他人の存在の御蔭で成り立つものか否か。
* 釈尊のように、自分自身の心に拠りどころを持つことが、
コノ世での最終の答えであること。
この2点を知って置いてください。
このような視点を持って、社会で思いっ切り生きることが
真の幸福への近道と成ります。周囲に素直な人が居れば、
その人への思いやりを余計に持って上げましょう。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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