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10/28(火)「安心の条件を明確にする」

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「安心の条件を明確にする」

すべてを捨てて出家(しゅっけ:専門の僧になること)

したからと言って、心の不満が消えることはありません。

また、家庭生活(ある程度の欲を満たす)をしながらの

修行者も、同様に不満心が消えません。

社会の他の人々との「比較」をして気にするがゆえの

不満心を人は常に持ちます。

どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人

で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.43)

 

私たちは生きていると、つい何かの形に安心を求めてしまいます。

信心を得れば、お金が有れば、人から認められれば・・・。

 

そうなれば心が満たされるのではないか、と信じて疑わないのです。

でも、釈尊はそれをやさしく、しかししっかりと違うと教えて下さい

ました。その原因は、いつも他人と比べて生きているからだと。

 

釈尊は「一本角のサイのように一人で歩みなさい」と教えて下さい

ました。これは孤独を勧めるのではなく、自分自身の歩みを大切に

せよ、と言う意味です。真宗では、阿弥陀様の慈悲の光の中で歩む

ことを指します。

 

他人と比べて焦る自分も、阿弥陀さまは「そのままでよい」と包んで

下さいます。心がざわついたら立ち止まり、「今、誰かと比べていな

いか」と自分に問いかけ、「なんまんだぶつ」と称えることで、大き

な安らぎを得られます。

 

阿弥陀さまの慈悲の光の中で歩むとき、私たちは一人でも孤独ではあり

ません。自分自身を尊重する気持ちが持て、自分を大切にする人から真

の安心が到来し始めます。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

 

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