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11/25(火)「獅子の如く 生きるべし」

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● 一 人の声に揺れぬ人でありなさい

悪口も噂も、ただの「音」にすぎません。

音に価値を与えるのは、いつも 自分の心 です。

心の根を深くすれば、

どれほど風が吹いても倒れません。

「私の価値は、私の心が知っている」

そう静かに言える人は、すでに仏の姿を宿しています。


● 二 世間の“網”を通り抜ける力を持ちなさい

お金、承認、評価、欲望。

世の中には心を引き寄せる“網”が無数にあります。

しかし

あなたを縛っているのは、網ではなく 執着する心 です。

心がつかまらなければ、

どんな網も、あなたを捕まえることはできません。

自由は、外ではなく 内側 から始まります。


● 三 泥の中でも濁らぬ蓮でありなさい

世間の泥は無くなりません。

怒り、妬み、不満、不条理……。

泥を嫌うと、心が先に濁ります。

泥があっても汚れない蓮のように、

「私の心だけは濁さない」と静かに決めなさい。

その決意が光となり、

泥はあなたに触れられなくなります。


● 四 どんな群れにいても“心は一人で立てる人”でありなさい

人と協力し、寄り添い、愛してよい。

しかし 心の中心だけは他人に預けてはならない。

人は誰しも、最後の一瞬を一人で旅立ちます。

この真実を知るとき、

いま隣にいる人たちの存在が

いっそう温かく、愛おしく感じられるでしょう。


◆ 結び

仏陀を目指すとは、

特別になることではなく、

余計なものを手放していく旅 のことです。

風に揺れず、

網につかまらず、

泥に染まらず、

そして独りで立つ覚悟を持つ。

その道を一歩進むたび、

あなたの内側の“仏さま”は

静かに目を覚ましはじめます。

南無阿弥陀仏。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.71 私的な訳)

 

 

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