
「幸せは増やすより、気づく方が早い」
私たちは幸せになるために、
何かを増やそうとします。
お金。
成功。
人からの評価。
「もっと手に入れば幸せになれる」
そう思ってしまうのです。
しかし本当にそうでしょうか。
3・11の特集番組を見ていて、
そんなことを考えていました。
あの日、多くの人が突然、
日常を失いました。
当たり前だった家族との時間。
帰る家。
普通に過ごせる一日。
普段は気づきませんが、
それらはすべて、
かけがえのない幸せだったのです。
人は「ないもの」にはすぐ気づきます。
けれど「あるもの」には、なかなか気づきません。
だから仏教では
「知足(ちそく)」と教えます。
足ることを知る心です。
お金を儲けることも、
成功することも、
決して悪いことではありません。
ただ、そればかりを追い求めると、
すでに手の中にある幸せを
見失ってしまうことがあります。
幸せは遠くにあるのではありません。
今ここに、
すでに与えられているものの中に沢山あります。
幸せは、
増やすより
気づく方が早いのかもしれません。
合掌。
※人を育てているのは、環境ではありません。
自分自身の良心(仏性)に、どう向き合っているか、その態度です。
今日一日、自分の良心(仏性)に恥じないか。
その問いを胸に、静かに生きてまいりましょう