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6/30(月)「大事なのは肌で感じる豊かさ 仕合せに気づくこと」

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「大事なのは肌で感じる豊かさ 仕合せに気づくこと」

他人の失敗(間違い)は目に付くものです。

でも自分の失敗は、自分で見ようとはしません。

人間は、他人の失敗を周囲に撒き散らしますが、

自分の失敗は隠そうとするものです。

これはまるで、ずるい博打打ちが

自分に不利なサイコロの目を隠そうとすることと同じなのです。

(原始仏典 ダンマパダ18章-252番)

 

人は、他人の失敗・間違い・罪などが気になるものです。

でも自分の失敗は、「まあいいか」「でも、だって」

「あの人が原因・・・・うんぬん」と思うものです。

他人の失敗は追及するが、自分の失敗は気付かないふりをしがちです。

これはつまり、人とは他人ばかりを真剣に見ており、

自分自身のことを真剣に見ている者は少ないということです。

 

多くの人は、他人を80%。自分自身を20%。の比率で見ています。

もし、自分自身を80%。他人を20%。の比率の視点を持って生活を

した場合は、その人の人生がゴロッと変わります。

物事が上手くいく人、成功する人は、このタイプが多いのです。

常に自分を、自分の仕事を主観的ではなく、客観的に見ていける人です。

 

他人のことが80%の視点で生きる人は、他人からの悪口を気にしたり、

他人が何を思っているのか?を常に心配して、自分の時間を浪費します。

そして段々と被害妄想に取り憑かれます。肝心な自分の姿は20%しか

見ていないので、自分の生活や仕事のレベルが向上することが難しい

のは当然なのです。

 

釈尊は、この項の最後で「サイコロの目」という表現を採用されています。

これは「公平性」に注意しなさいということです。

自分自身を80%も見詰めるにしましても、そこに公平性が欠けていれば、

自我の強い嫌な人間に過ぎません。社会的なバランスの有る公平な視点を持

って、自分の思考内容と行動を冷静に静観できる視点を持つ人が、幸運と

感謝すべき事に「気付く」機会を得ることに成ります。

 

他人からの悪口の心配に80%も心を占められている人は、自分に幸運が

来ましても「気づけずに」素通りしてしまいます。幸運を毎回逃がすのです。

そして自分が「感謝すべきこと」にも気づけませんから、今の自分にある

感謝すべき物事を失くす方向に進んで行きます。

 

公平な視点を持って自分自身を常に客観的に静観して、明るく生きていき

ましょう。そうすれば、縁によって自分の最善へと導かれていきます。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

 

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日本人の道徳心

「いつも颯爽と」

私はある編集者に昔、

「いつも颯爽としている。

いつも颯爽とした晴れやかな気分でいる

そう自分に言い聞かせている」

と言ったことがあるそうです。

晴れやかな気分でいると、

晴れやかな気分にふさわしい状況が生ずるのです。

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今日の諺 「中途半端(ちゅうとはんぱ)」

【意味】

物事が最後まで終わっていないこと。

または、態度をはっきり決めることができなくて

あいまいなこと。

「中途」は途中のこと、

「半端」は必要なものがそろっていないことをいう。

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