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8/22(金)「自分のモノ」なんて何もなかった

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「自分のモノ」なんて何もなかった

「自分の持つ」

名称(地位・名声・学位・経歴・・・・・)と、

形(環境・財産・家族・持ち物・・・・・)などに、

「自分のモノである」という意識をまったく持たない人。

また逆に、自分が何も持っていなくても、まったく落ち込

まない人。このような人物こそが、菩薩になって行かれます。

(原始仏典 ダンマパダ25章-367番)

 

* 釈尊はこの項で、「自分のモノである」という意識を

持つ限りダメだと仰っています。

人間は、「それは自分のモノ」という意識(執着)を持つ限り、

苦しみが生じる法則があります。これは完璧な宇宙法則であ

り、必ずそうなります。心身を蝕む方向に向かいます。

 

自分が起こした会社にしましても、「自分のモノ」という意識

を持つ限りは、一時的には発展してもそれ以上には発展しま

せん。自分の自我を超えるものは生じないからです。自分(我)

目が届く範囲など、たかが知れているのです。

会社は社員のモノ、社会のモノ、という意識を持つますと、

無限の可能性が生じます。これは学校法人でも、社会福祉法人

でも、どの組織でも一緒なのです。自分の自我を超えた、仏性

(良心)が働き、天が助け出します。

 

自分の肉体でさえも、「自分のモノ」という意識を持てば不健康

に成って行きます。自分は先祖から肉体を「借りている」「預か

っているだけ」「いつかキレイに返さなければ生けない」と素直

に思える人は、健康に注意し、食生活を節制し、健康に成って行

きます。

 

そして更に釈尊は、* 自分が何も持たないことを悲しむ人

ダメだと言っています。

人間は、この2点に注意すれば、段々と人生が楽しく成って行き

ます。苦しみが減って行くのです。

* 自分が今の持つものを失っても平気。

* 何も持たないことも平気。

これでは悲しむ機会が、その人には無いのが冷静な現実です。

後は、楽しく成るしかないのです。要するに執着を持たない人間は、

この世で最強だということなのです。

 

つまりすべては、「させていただいてるだけ」なのです。これは

誰もの人生のすべてに言えることです。社会のなんにでも、誰にで

も言える事です。自分が何かをさせていただいている間は、

「全力で投球する」「最善を尽くす」。それぞれの立場に「成りきる」

ことがエチケットだと感じます。

 

結局この世は、「自分のモノ」は何一つなかった、ということを知

っておきましょう。これを知っておくだけでも、今日からの生活での

悩みの深さが分かります。すべては仏さまの元へと帰っていくだけ

なのです。そしてまた、この世に遊びに来ます。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「善と悪」

世の中の善と悪は状況次第で変わるものである。

それを知っておけば、

事をなすときに迷う必要はない。

 

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今日の諺 「旧態依然(きゅうたいいぜん)」

【意味】

物事が昔のままで、

進歩や変化がない様子のこと。

物だけでなく、ものの考え方などにも使われる。

「旧態」は昔のまま、

「依然」はもとのままという意味。

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