「人間は生きてるだけでも有難い」
自我の願望をコノ世に期待せず、
アノ世にも自我の願望を望まない。
自我の欲望が消え去り、
すべての自我の欲望から自由な人間。
そういう人を私・釈尊は、最高の人間とします。
(原始仏典 ダンマパダ26章-410)
自分の努力の実行をしない思考だけの人が、
努力をする前から、「しょせん自分はダメだ」
「何をしても同じ」「何も期待しない」
と思うだけで終わっています。
* 一生懸命な行動が無いのです。
そうでは無くて、本当に自分の最大の行動と
努力を人がした時、明るく欲望も願望も消えて行きます。
中途半端な努力では、欲望は残り続けます。
* 結果だけを求める人は、
コノ世では生きることが苦しく成っていくものです。
* 経験すること、過程を大切にする人は、
悪い結果でもコノ世が楽しく成って行き、
幸運のほうから寄って来る人に成ります。
人間は、生きているだけでも有り難い、
という真理が本当に分かり始めますと、
どんな結果も明るく受け入れて、
何でも明るく頑張り続けることが可能に成ります。
もう疲れた、もう嫌になった、と思う人は、
まだまだ自分の自我の欲望が強い人です。
これでは「諦めた」と自分で言いながらも、
死んでも死に切れない執着が強くて成仏は出来ません。
自我の欲望が脱落するまで「自分なりに」
出来る努力をすることに、
新しい境地の世界が待っています。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「日本人の総本家」
『古事記』や『日本書紀』を教えると、
皇室は神代から真っすぐ続いていることがわかる。
それを中心として日本人はこの島に住んでいたから、
皇室からいろんな家が分け出でた。
源氏も平家もみんなルーツは皇室につながります。
そうすると、日本人全員が親類になって、
その総本家が皇室なんだというふうな
見方ができるわけです。
このように日本の本質は神代から絶えることのない
系統を中心とした国であるということです。
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今日の諺 「青天白日(せいてんはくじつ)」
【意味】
まったくやましいところがなく、
潔白であること。
また、無実が明らかになること。
「青天」は青い空、「白日」はお日様の光という意味。
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