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10/14(火)「何事にも嫌な執着をしない」

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「何事にも嫌な執着をしない」

自我(ワレヨシの思い)から生じる色々な嫌な執着が、

生きる中であれやこれやと生じて来ることにより、

人は何度も何度もコノ世に転生(てんせい:生まれ直し)

することに成ります。

でも人は、その転生する原因となる嫌な執着が一切生

じて来なくなった時、コノ世とアノ世を往復する

輪廻(りんね:生まれ変わり)を終わらせます。

それはまるで蛇が古い皮をスルッと脱ぎ去るように出来ます。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章1節-No.16)

 

 

コノ世で自分を不幸にするだけでは無くて、アノ世でも嫌な

思いをし、更には何度もコノ世に「出直して来い!」

と段々と悪条件の環境に生まれさせる一番の要因が、

* 自分がコノ世で嫌な執着をすること。

例えば、不倫などは、この世でする一番のワレ良しな執着です。

これはやはり、「嫌な条件で」転生する要因になるのは明らかだと

釈尊は、この項で更に念押しされています。

 

誰もが生きる間は、

* 嫌な執着をしない。

という最強の幸運術を選択することが可能です。死ぬまでにこの

ような心境になれれば、アノ世にも来生にも良い影響をすること

を感じます。

 

コノ世は、嫌な執着をするような誘惑に満ちていますから、「そ

の中でも」嫌な執着をしないことが本当に価値も意味も持つよう

に「創られているのです」。誰もが、この人生というゲームに、

勝つことが可能です。

 

その勝敗は、コノ世での成功や栄華や、結果を残すことでも無か

ったのです。誘惑の多い中でも、何事にも「嫌な」執着をしない

ことだったのです。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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