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12/2(火)「形にとらわれるほど、真理から離れる」

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人はつい

「自分は○○である」という肩書に

心を置きたくなります。

しかし、死という真理の前では

、すべての肩書は平らになる。

この事実に気づくことが大切です。

名刺も役職も、最後には力を失い、

残るのは“どう生きたか後悔なく生きたか”と

いう心だけです。

 

農夫も、教師も、主婦も、技術者も

形は違っても、

誰かを支え、社会を保つという本質は同じです。

いのちから見れば、

労働の種類に優劣はなく、

名称の違いは「外側の形」にすぎません。

 

反対に、肩書や形にこだわると、

人は自分と他人を比べ、

怒りや対立が生まれます。

国同士が争う根も、

もとは同じ“形への執着”です。

 

・形より心

・肩書より中身

・仕事の違いで人を測らない

・自分の働きを卑下しない

 

この淡々とした姿勢こそ、

真理と豊かな仕合せに近づく静かな道 です。

(原始仏典 スッタニパータ 

     第1章4節-No.78・私的な訳)

 

 

 

 

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