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3/25(水)「病気に三つの功徳あり」

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「病気に三つの功徳あり」

亀井勝一郎氏は、病気を機縁として、
つかむか、つかまないかだと、
語っておられますが、とても共感します。

病気には、
三つの功徳があると。

一つ、生命の自覚。

当たり前に思っていた、
このいのちが、                                                                     かけがえのないものであったと、
知らされます。気づかされます。

二つ、自然と人生への、細やかな愛情。

光のあたたかさ、風のやさしさ、
人の情けが、深く胸にしみてきます。

三つ、祈ろうとする心。

人の力の及ばぬところで、はじめて、
手を合わせる感謝の心が起こるのです。

まさに、病は苦しみでありながら、
目を開かせる縁となります。

たとえば、前立腺がんを告げられ、
全摘出手術を受ける。

体の一部を、失う現実。

チューブだらけで思い通りにならぬ身を、
思い知らされるわけです。

けれども、その出来事を通して、
自身のいのちを見つめ、
人のぬくもりに触れるわけで、
そうすると他を思いやる心や生かされてる感謝が生まれる。

ここに、苦がそのまま、
恵みへと転ずるリサイクルの道があります。

仏教は、
苦しみを避ける道ではなく、
苦しみを通して、目覚めていく感謝の道です。

病をいただいたとき、
何をつかむのか。

その一念に、私たちの生き方が、
問われているのでしょう。

合掌

※人を育てているのは、環境ではありません。
自分自身の良心(仏性)に、どう向き合っているか、その態度です。

今日一日、自分の良心(仏性)に恥じないか。
その問いを胸に、静かに生きてまいりましょう。

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