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「自分の思考も躾けるべきモノ」7/2(金)

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自分の思考も躾(しつ)けるべきモノなのです

 

社会で修行する人々が、

* 絶え間なく心配する心を止めること。

* 物事を静観する知恵を身に付けること。

この2つのことを完全に習得したならば、

その人はすべての真相を知る人に成っていきます。

そうなりますと、

その人はあらゆる意味でコノ世で完全に自由な人に成ります。

(原始仏典 ダンマパダ26章-384)


* 心配する心を停止させること。

* 成り行きを静観することが出来ること。

この2つを身に付けるだけで、

人の運命は変わる。完全に自由な人に成れる。

と釈尊は仰っています。

人間の心とは、何かの心配事が有りますと、

それを停止させることが多くの人には難しいのです。

旦那の浮気、金の支払いのこと、

子供の先行き、・・・・心配をし始めますと、

本当に切りが無いものです。

心配事に自分の注意が取られている為に、

その他の問題が無かったことにも

トラブルが生じ始めるものです。

たった1つの心配事による注意力の低下により、

交通事故にも遭うかも知れません。

本当に「泣きっ面に蜂」のような

悪循環が始まるのです。

しかし、そこで更に悪いことは、本人も周囲の人も、

それは「最悪の問題ではないか?」と

疑心暗鬼に成ることです。

そもそもの最初の心配事への努力をせずに、

後から派生した問題の対処に追われたり、

更には解決を霊的な相談に求めることに成りますと、

これは最悪です。

ムダに金銭も自称先生に搾取されることにも成りますし、

詐欺にも遭うでしょう。

いったい、何をしているのでしょうか。

このような悪循環から逃げたい一心は、

偽善の優しい言葉に誘われて不倫にも誘導されやすいスキを作ります。

これで、本当にすべてを失くすパターンも有ることを知って置いてください。

これらのすべての原因は、

* 自分が心配することを止めることが出来なかった為に起こった。

と釈尊の指摘の通りに言えるのです。最悪の問題では無いのです。

では、どうすれば、

自分の心配心を停止させることが出来るのでしょうか?


そこで釈尊は、この項で断言されています。

* 人間は、自分の心配心を停止させようと、

意識的に努力をしなければいけない存在であること。

つまり人の心とは、放置をして置きますと、

本当に際限なく心配が増大するサガなのです。

多くの人は、心配心とは自分で止めるものだ、

制御をしなければいけない、ということを知らないのです。

自分の心配心を放置したままでいます。

ロシアの神秘家グルジェフもこれと同じ発言をしており、

「人間の心配心を放置すると、それは手が付けられない“暴れ馬”に成る」

「だから、自分で手綱を持つ意識を持たなければいけない」

としています。

人間の心配心は、

自制心が無いと際限なく巨大化する疑心暗鬼なモノなのです。


これを放置していますと、

* 他人が自分の悪口を言っている、

  自分のウワサ話をして笑っている。そういう他人の声が聞こえる。

* 自分に危害を加えようとしている。

* 自分は監視されている。

という危険な妄想に陥っている人が、現代社会には本当に多いのです。

そして釈尊は、心配心を停止させる為に更には

* その流れを静観することを身に付けなさい。

としています。

ムダに心配する前に、

「先ずそれを冷静に静観しなさい」

と言っています。つまり、

(1) 自分が心配することを停止させる意志を持つこと。

(2) それ、を静観する気持ちを持つこと。

(3) 心配をすることよりも、

   「それ」に関する何らかの「準備と行動」を実践すること。

(4) 何も動かずに休んだ状態で心配することほど、

    心配心を暴走させることを知って置くこと。

この4つで、

自分の心配心が引き起こす2次的な問題を防止します。

悪循環を停止させます。

以上のことを、

生活する上での知恵として知って置いて頂ければ幸いです。

柔訳「釈尊の言葉」著:谷川太一

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