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「今に在る感謝するべきことに気づいていくこと」2/20(火)

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釈尊が鬼神に言いました。

「もしも人が、家庭生活の苦労を重ねながらも、

家庭への努力を惜しまず、

信心深い人間であり、誠実な人であり、

仏教の真理を素直に聞く人であり、

何事にも、じっと我慢ができる人であり、

他人に物を上げることを

心から喜んでする人であるならば、

このような人は、死後にも来生にも、

困る環境には絶対になりません」

[原始仏典『スッタニパータ』

第一章第十節-百八十八番]

 

「あ〜、釈尊がとうとう言っちゃった」

という感じの答えです。

この返答に、輪廻転生と、

因果論の答えが込められています。

この返答の順番・条件にも、

様々な意味深いものが込められています。

 

一番に、温和な家庭生活への

努力があることが、絶対条件。

これは、宗教的な修行者には、

一番欠けていることでもあります。

家庭を捨てた釈尊御自身にも、

これがないと言えます。

独身ならば、家族を大切にする努力。

既婚者ならば、自分の家庭への努力。

これがあることが、絶対条件ということです。

 

鬼神が問いかける、

「どうすれば人間は救われるのか?」

「幸福に、裕福に生まれるには、

どうすれば良いのか?」

に対する方法は、

まず、「家庭への努力があること」。

これがある上で、五つの善行がさらにあれば

来生は保証される、と釈尊が返答しています。

 

釈尊や修行者は、

・来生の富裕を望んでいない。

・心の解脱(転生の終わり)を優先する。

と言えます。

しかし、修行者の九十九・九パーセントは

解脱も無理だし、社会から偏った修行しか

してこなかった人生は、来生に生まれ出る

環境・条件はかなり厳しいものになると

因果論から言えます。

 

因果論とは、「自分が他人にしたことが、

自分に必ず返る」という宇宙法則です。

誰も、これから逃れることは不可能です。

 

今生の自分が、他人に与えたモノが、

来生の自分自身に与えられます。

他人に与えるモノとは、

金銭や食料だけではありません。

愛情や、思いやり、情け、

相手の身になること、などなど。

これも金銭と同等な価値をもって、

来生に反映されます。

 

他人に与えたモノが、

罵倒や怒り・搾取・横取り・ウソ・騙しなどでは、

来生の条件は厳しいものであると言えます。

 

このように書きますと、

今の自分が不幸なのは

前世で何をしたのか?と心配する御方がいますが、

慌てないでください。

 

*人間は、限られた予算(自分が持つ善徳貯金)の

「配分」を自分で決めて生まれて来ます。

*何かを犠牲にした分、

その他に恵まれた点が必ずあるのが、

「人生の配分」なのです。

*それでも、感謝をするべきことが、

誰にも必ずあります。

 

お金に恵まれなくても、出会う人に恵まれる、

サポートしてくれる人に出会う、

ある分野に才能を持つ、

時間の余裕のある人生に恵まれる、

などなど複雑多岐に配分が起こるために、

自分が不幸だと単純に思うのはダメです。

人智を超えた未知の「最善・完璧」な配分が、

誰にでも起こっています。

だからこそ、「生かされているだけで有り難い」

と誰にも言えるようになっているのも

因果の法則なのです。

 

ここまで書きましても、

「いいや、私はすべてが不幸だ」

と言い張る人もいることでしょう。

でも、死後に今生の帳尻の内訳を誰もが見せられます。

その時に納得しなかった魂は、有史以来いません。

誰もが完膚なきまでに納得します。

そして、自分自身で、死後の行き先と来生を、

帳尻を合わせるために選択します。

 

以上は私の世界観ですが、

参考にしていただければ幸いです。

 

ただ、古代仏典のこの項に、

「仏教の真理を素直に聞く人であり」が

わざわざ明記されていることの意味は、

輪廻転生、因果論を思えば腑に落ちるものを感じます。

皆さんなりの解釈をしていただければ十分です。

 

「柔訳 釈尊の教え 第三巻」

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