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2014年 7月

vol. 4781
「信念を持って励む人になる」  (2014/7/31 [Thu])
「断られる」と、ガックリ落ち込む人がいます。
好きな相手に交際を断られて。お客さんに商談を断られて。
しかし、断られたからと言って、落ち込まないでほしいのです。
そこで落ち込んでしまうから、「やっぱりダメなんだ」と、
どんどん自分を過小評価していく「心のクセ」がつくのです。


このネガティブな心のクセがつくと、運勢が弱まっていきます。
チャレンジ精神を失って、今度は、相手に断られる前から、
「どうせ無理に決まっている」と、あきらめるようになるのです。
人生では、「一度でうまくいく」ことなど滅多にありません。


昔、銀メダリストのオリンピック選手が、
本を書きたくて出版社に企画を送ったそうですが、
ことごとく断られたそうです。
しかし、彼女はあきらめずに何度も送り続け、
なんと五十一社目の挑戦で、出版が決まったそうです。


断られてからが本当の勝負です。あきらめずに、
一歩一歩、進んでほしいのです。その積み重ねがやがて、
「どんな困難があっても、自分はやり遂げられる」
という岩山のような信念となります。
たとえ好きな人に降られても、
自分の魅力を分かってくれる人はいると信じて、
次に出会いを探せばいいのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋


vol. 4780
「ハンデは「強み」になる」  (2014/7/30 [Wed])
舞の海関という力士は、
体がとても小さいというハンデがありましたが、
様々な妙手を駆使して体の大きい力士を倒し、
角界を沸かせました。


このように相撲では、大きな人が、小さな人に負けることが、
よくあります。体と体をぶつけ合う力相撲の格闘技ですから、
体の大きいほうが圧倒的に有利であるように思えますが、
そうではないのです。


ある相撲解説者が言っていました。
「体が大きい人は、往々にして、
自分は強いという錯覚に陥りがちで、
稽古を怠けてしまう。体の小さい人は、
ハンデを補おうと必死で稽古する。


だから、怠け者の大きな力士が、努力家の
小さな力士に負けることが、しょっちゅうある」
人は、才能に恵まれて優位に立っていると、
怠け心がチラリと顔をのぞかせ、
努力がほどほどになってしまいがちです。


逆に、弱点があるからこそ、
斬新な技や工夫が編み出されることが多々あります。


学歴がないから、偏見のない目で評価してくれる人に出会えた。
病弱なので人の何倍も健康に気をつけていたら、
結果的に百歳まで長生きできた、等々。
要は選択の問題なのです。


「ハンデがあるから無理だ」と考えて、
あきらめることもできます。
「ハンデがあるから、できることがある」
と前向きな発想で、チャレンジすることもできます。
あなたは、どちらを選びますか?


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4779
「『果報』は、みずから、取りに行く」  (2014/7/28 [Mon])
昔の映画俳優には、「スターの座は、待っていてもやってこない。
自分から取りに行くものだ」という考えがあったそうです。
スポットライトは、スター俳優にしか当たりません。
カメラも、スター俳優を中心に撮影しますから、
脇役は、上映される映画でもチラッと映るだけで、
注目もされません。


そこで彼らは、自分から積極的に、
スポットライトの中に入っていくのです。
主役の後ろのほうで必死に、カメラに映るように位置どるのです。
望むものを得るには、この昔の映画俳優のような、
積極的な行動力をつけなければいけません。


いつかきっと、素敵な恋人が迎えにきてくれる。
そのうちきっと仕事で大抜擢される。
誰かが自分の秘められた才能に気づいて、
この報われない不幸な状況から救い出してくれる。
そんな都合のいいシンデレラストーリーは、
まず起こらないのが現実です。幸運をつかむには
行動が必要です。宝くじだって、買わなければ当たりません。


素敵な出会いを望むなら、素敵な人に出会える場所に
足を運ぶことです。気になる人がいたら、
興味を持たれるように美しくしたり、
その人に声をかけたりして、アピールすることが必要です。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋


vol. 4778
「『いいこと』がやってくる スピードの法則」  (2014/7/27 [Sun])
あるマラソンランナーが言っていました。
「自己のベストタイムをたった一分縮めるためには、
何日間もきつい練習を続けなければなりません。
でも、タイムを悪くするには簡単です。
たった三日、練習を怠けただけで、タイムは五分落ちます」


あるピアニストも、言っています。
「毎日、一生懸命ピアノの練習をしていても、
なかなか上達しません。しかし、三日練習をサボると、
ガタッと下手になってしまいます」人生にも、
同じことが言えるのでは、ないでしょうか。


バケツを朝露の滴で満たすには、何時間もかかるように、
「いい結果」とは、長い努力の末に、
ようやくあらわれるものです。
こんなに仕事をしているのに、こんなに勉強しているのに。
こんなに努力をしているのに報われない……
そんな思いが湧いてきて心が折れそうになったら、
この水滴の話を思い出して、気長に気楽に努力に励むことです。
偉大な成功者たちは、途中で決して気を抜きませんでした。
「いい結果」は、往々にして遅れてやってくるものです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4777
「偉大な成功者は、成功するまで続ける」  (2014/7/26 [Sat])
こんな昔話があります。ある村で、日照りが何日も続き、
すっかり田んぼが干上がってしまいました。


村人たちは、雨乞いのために祈祷師を雇いました。
その祈祷師は、三日間祈り続けましたが、
雨は降りませんでした。
その祈祷師は、あきらめて村を去っていきました。
村人たちは、「あの祈祷師は腕が悪い」と悪口を言い、
今度はもっと腕のいいと評判の祈祷師を呼ぶことにしました。


次に呼ばれた評判のいい祈祷師も、
三日間祈りましたが、やはり雨は降りません。
でも彼はあきらめずにもう三日間祈りました。
ところが雨は、まだ降りません。
すると彼は、さらにまた三日祈り続けました。
そして九日目、ようやく恵みの雨が降りました。
村人は、彼を「やはりあなたは偉大な祈祷師だ」
とほめたたえ、たくさんの褒美を与えました。


実は、この評判のよい祈祷師には、
何か特別な力があったわけではありません。
彼は、ただ雨が降るまで祈り続けただけなのです。


この昔話は、現代人にも、大切な教訓を教えてくれます。
「すぐにあきらめる」のでは、どんなに能力のある人でも、
偉大な事業は成し遂げられません。
成功するまで続ける人が、成功を手にできるのです。


「「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4776
「『迷い』から、いつまでも抜け出せない人」  (2014/7/25 [Fri])
「自分がどんな仕事に向いているかわからない」
と悩む若者が、多いようです。
しかし、悩むばかりで「自分に向いた仕事」を探す努力を、
ほとんどしていないに等しいのが実態です。


せいぜい就職情報雑誌をパラパラめくる程度です。
誰でも簡単に膨大な情報を手に入れられる情報化社会では、
ともすると、インターネットや雑誌で
その職種に関する情報を見ただけで、
すべてをわかったような気になってしまいがちです。


でも、頭でわかったからと言って、行動を起こさない人は、
結局、何も成し遂げられないのです。
自分の目で見て肌で感じてはじめて、
得られるもの、生み出せるものがあるのです。
本気で探そうと思うなら、現場に言って自分の目で見る、


そこで働いている人の話を聞く、
アルバイトをして実際に手伝わせてもらうなど、
やれることはいくらでもあります。


行動することを怠ける人は、一生、机の前に座して、
「自分の天職がわからない」と迷い続けるしかありません。
二十歳の人にとっても、五十歳の人にとっても、
今日」がこれからの人生で、一番若くエネルギーに溢れた日です。
「若さ」というエネルギーを、行動に注ぎ込めば、必ず道が開けます。


「『いいこと』がいっぱいおこる!」ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4775
「アイデアを、実行する人になる」  (2014/7/24 [Thu])
「もっともらしいことを言う人」が賢者なのではありません。
口下手で多くを語らなかったとしても、
身をもって正しいことを行い、
現実社会で努力する人こそ賢者なのです。


たとえば、テレビの料理番組では、
「このお店の料理は絶品!」と
太鼓判を押す役割の料理評論家がよく出てきます。
豊富な知識と経験を披露しながら、舌弁滑らかに、
もっともらしく解説するので、見ているほうは、
ついその評論家を賢者だと思ってしまいます。


しかし、真の賢者は、調理場でその料理を作っている人なのです。
百の美しい言葉をならべても、
腹をすかせている人を幸せにすることはできません。
真の賢者とは、自ら手と足をつかって、
人々のために行動する人です。


いくら口でよいことを言っていても、実践が伴わなければ、
現実世界では意味がありません。何もしないのと同じです。
花も、美しく咲くばかりでは、種がとだえてしまいます。
その美しさを香りで虫を引き寄せ、花粉を運ばせ、
種を残したものだけが、また翌年も子孫を残すことができるのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

「子どもにバカにされる人」  (2014/7/23 [Wed])
真のリーダーは、必ずと言っていいほど行動的です。
椅子に座って、ただ指示するだけの人ではありません。
現場を駆け回り、先頭に立ってやって見せ、
部下が挑戦する際はいつでもフォローできるように見守ります。
ですから部下に尊敬され信頼されるのです


愚かな上司は、「なぜこんな簡単なこともできないんだ!」
と部下を叱るばかりで、「こんな簡単なこと」を、
自分でやって見せません。それでは、部下は、
上司を尊敬するどころか、口先ばかりだと、
バカにするようになります。


部下にバカにされる上司が、チームをまとめ、
大きな事業を成功させられるはずはないのです。


子どもに、「本を読むと頭がよくなるの。
もっとたくさん本を読みなさい」と教えておきながら、
お母さん自身がまったく本を読まないのでは、
子どもはお母さんの言うことを聞かなくなるでしょう。


まず親自身が子どもの前で、たくさん本を読むことです。
子どもはその姿を見て、本に興味を持つのです。

恋人とケンカした友人を「許すことも大事だよ」と慰めるなら、
あなたも、人を許すことができないとなりません。
自分の言葉を実行すること。
それが、信頼され、尊敬される人になる一番の方法です。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4773
「夢をかなえる人が絶対に言わない言葉」  (2014/7/22 [Tue])
「才能さえあれば、ミュージシャンになれたのに」
「資金さえあれば、独立できたのに。
とっておきのビジネスのアイデアがあるんだ。
それを実現すれば、成功間違いなしなのに」
「もう一度学生に戻れたら、絶対にサボらないで勉強するのに。
あの時、遊んでばかりいたから、今自分の夢を果たせないでいる」
「……さえあれば」と言って夢をあきらめてしまう人がたくさんいます。


もし、「自分は、これをやりたい」という明確な夢があるならば、
今からでも遅くはありません、夢に向かって行動すればいいのです。
「……さえあれば」という人は、自分に自信がないのでしょう。
たとえ資金があっても、学生に戻れたとしても、
夢に向かって行動を起こしは示せん。
また別の「……さえあれば」という言い訳を見つけだして、
ウジウジするでしょう。


自分に自信を持ってください。あれこれ考える前に、
断固として行動する習慣をつけてください。
そうすれば、あなたに秘められた才能が開花します。
才能がなければ成功できないような分野でも、
努力を積んで名声を得ている人はたくさんいます。
無一文から事業を立ち上げて成功している実業家がいます。
六十を過ぎてから資格を取得して独立開業している人もいます。
行動を起こせば、奇跡が起きます。「今」が行動するときです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4772
「『自分だけ』という執着を捨てる」  (2014/7/21 [Mon])
「幸せになれますように」「私の夢が叶いますように」と、
自分の幸せばかりを願って行動するのは、
あまり賢い生き方ではありません。
家族や友人、日頃お世話になっている人、
見知らぬ誰かの幸せを願って行動することが重要です。
人のために動ける人が、幸せになるのです。


これを、買い物やビジネスに当てはめて考えると、
よくわかるでしょう。自分の利益ばかりを追求している会社の製品と、
お客様に喜んでいただくことを第一に考える会社の製品、
どちらを買いたいと思うでしょうか。
裏を返せば、商談を成功させるコツは、
いかにこのプロジェクトによって、
相手方に大きな利益がもたらされるかを、
しっかり伝えることにあります。


恋愛もそうです。「あなたが好きです。だからつき合って、デートして」
というのは、厳しい言い方をすれば、一方的な要求の押しつけです。
相手が喜ぶことをしてあげて、「あなたといることは楽しい」と
感じさせることができてはじめて、相手はあなたに興味、好意を持つでしょう。何も、自分の望みや利益に無頓着であれ、ということではありません。


ただ、自分の都合を考えるのと同じくらい真剣に、
相手の都合もきちんと考慮すれば、
相手から好かれるのがこの世の法則です。
幸せは、決して早い者勝ちの、限りあるものではありません。
「みんなの幸せを祈る」気持ちで、
ビジネスや人づき合いをしていけば、大きな幸せを手に入れられます。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4771
「後悔する行為はしない」  (2014/7/20 [Sun])
賢者は、自分がどう行動するかを決めるとき、
常に先のことを考えます。それは、
損得勘定で動くということではありません。
将来、自分が取った行動を後悔しないかどうかを、
一瞬、想像してみるということです。


それをしたことによって、数日後、数年後、
あるいは死ぬときに後悔しそうだと思うなら、
しないことです。


たとえば、仕事に行くのが億劫な日は誰にでもあるでしょう。
そのとき、一瞬、想像するのです。
会社に行かなかった場合のことを。
そして、今ここで怠け心に負けてしまったがために評判を落とし、
それまで培ってきた信頼を失ったとしても
後悔しないかどうかを考える。


そして後悔しそうなら「サボらずに会社へ行く」ということです。
また、ひどく腹の立つことがあったなら、
感情のままに怒りをぶつけて後悔しないかどうか、
考えます。また「やらないこと」で後悔しないかどうかも、
考えてみることです。


「好きだという気持ちを伝えておけばよかった」
「勇気を出してチャレンジしておけばよかった」
「もっと勉強をしておけばよかった」などなど……。


迷ったときは、将来「やってよかった」と思えることをするのが、
幸せに生きるための大原則です。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4770
「得たものの一部を、人に与える」  (2014/7/19 [Sat])
幸せになりたい、夢を実現させたい、満足のいく生き方をしたい、
と誰もが思っています。ところが、そのために
「正しい行動」をする人は、意外に少ないのです。
むしろ、「自分を不幸にする行動」を、安易にとるものです。


たとえば、「儲かったお金を、自分以外にはつかわない」
と言う行動。確かに、幸せを手にするため、
夢を実現するためには、お金は必要です。


ですが、自分のためにだけつかうと、お金は逃げていき、
かえって夢の実現は遠のくことが多いのです。
不思議と質の悪い商品をつかまされたり、
相場より高い値段で買わされたり、結局、損をするというように。


また、自分のためにだけにお金を使うあなたを周囲の人が見て、
「あの人はがめつい」などと、
やっかみ混じりの悪評を立てたりするので、
結果的に幸せが遠ざかるのです。


では、「正しい行動」は? 
それは得たお金の一部を、お世話になった人へのお礼の品や、
親孝行するための旅費、困っている友人の
手助けをすることにつかうのです。
収入の一割も使えば十分でしょう。


他人に無条件で与える行為が、本当の幸せをもたらします。
自分が困った状況に陥れば他人から
手を差し伸べられるようになったり、
よい条件の仕事が次々と舞い込んだりして、
結果的に自分の夢の実現も早まります。
心の豊かさとお金を、両方得られる幸運の呼び水となるのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4769
「何事も経験!」と、気持ちを明るくするように努める」  (2014/7/18 [Fri])
ある落語家が、寄席の舞台から足を踏み外し、
客席へ転げ落ちました。
彼は腰をさすりながら再び舞台へあがるなり、
「どうも、ラクゴシャです」と、一言。
「落語家」と「落伍者」をかけたうまいシャレに、
観客はドッと沸きました。


失敗に、ひどく落ち込んで気持ちを暗くするのは、
愚かなことです。何かを失ったり大勢の前で
恥をかいたりすることを恐れるあまり、
挑戦することから逃げるのは、もっと愚かです。
たった一度の人生なのに、とてももったいないことです。


これに対して賢者は、その恥ずかしい失敗を、
むしろ楽しもうとします。失敗を笑い話に変えて、
明るく語ることができます。生きている限り、
失敗を経験しない人人などいません。


どこかでドジを踏むたびに、いちいち落ち込んでいたのでは、
常に心を保つことはむずかしいでしょう。
だからこそ、恥ずかしい失敗は明るい「笑い話」
に変えてしまったほうがいいのです。


みんなを笑顔にできたなら、その失敗も無駄ではなかったということ。
もちろん失敗から学び、反省することは大切ですが、
必要以上に気に病み、恥じることはありません。
多く失敗する人ほど、多くを学ぶものです。
誰でも失敗するものと割り切って、
失敗を恐れる心を開放することが一番です


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダ言葉」より抜粋


vol. 4768
「毎日一つは、新しいことをしてみる」  (2014/7/17 [Thu])
「時間の流れる速さ」には、人によって、違いがあります。
あなたは、日々どう感じていますか? 
「楽しい」「面白い」と感じていると気は、
時間がたつのがとても速く感じられます。


それに比べ、「つまらない」「退屈」「面倒くさい」と感じていると、
時間がたつのがとても遅く感じられ、時間ばかり気になるものです。
「人生」も同じです。今この瞬間を楽しんで、
一生けんめい生きる人は、一日があっという間にすぎ、
毎晩、明日がくるのを楽しみに眠りにつくことができます。


これに対し、自分の人生に退屈している人は、家には職場でも、
時間がたつのが遅く感じられて仕方ありません。
たった一度の人生を目いっぱい楽しみたいのなら、
そして人生の心理を知ろうと思うのなら、
自分で「感動」を味わう工夫をしてみましょう。
もっとも簡単に、「感動」を味わう方法は、
今までやったことがないことに挑戦することです。


初めて経験することには何でも、発見と感動が満ちています。
失敗することもあるでしょうが、それもかけがえのない経験です。
未知の経験一つひとつが積み重なって、
深みと広がりのある充実した人生が織りあがるのです。



「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4767
「他人を自分の励みとする」  (2014/7/16 [Wed])
人は「他人」を気にする生き物です。
あの人と自分と、どちらが美しいのか?
ライバルと自分と、どちらが評価されているのか?
あの人と自分と、どちらがより幸せか?
そのように他人と自分を比べずにはいられないのです。
それが「人間の性」ですから、
無理に比べるのをやめろとは言えません。


重要なのは、「自分のほうが負けている」と感じたときに、
どうするかです。たとえば、同期の同僚が自分より先に昇進したとき。
愚かな人は、「先を越された、悔しい!自分はもうダメだ」
と大騒ぎして、心を波立てます。


一方、賢い人は、波立った感情が、
自分の利益にならないことを知っているので、
心の平安を保つよう心がけます。
では、どのように平静を保つのかというと、
ライバルを祝福し、先を越された悔しさを
「もっと頑張ろう」というエネルギーに変えるのです。


どんなに悔しくて怒りたくなることがあっても、
そのネガティブな感情のまま行動すれば、
決して幸せな結果は招きません。
他人と比べてしまう自分を、
むやみに責める必要もありません。


ただ、比べたあとの感情に、責任を持つことが重要なのです。
いつでも心を前向きに、そしてフラットな
状態にしていられるのが、賢者の証です。


『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』より抜粋

vol. 4766
「賢者の噂は、自然に広がっていく」  (2014/7/15 [Tue])
すぐれたものの評判は、みずから「この商品はすごい」
「私はすばらしい」などと宣伝して回らなくても、
自然に広まっていくものです。


あるレストランは、何の宣伝もしていませんし、
看板もだしていません。
それでも、口コミでおいしいという評判が広まり、
店内はいつも満員です。


「人の噂」とは、そういうものなのです。
たとえ、他の人に成果を横取りされ、
ウソの悪評を流されようとも、真に力のある人、
誠実な人の評判は、必ず広まります。


もし周りから高い評価を得たいのなら、
自慢話をして回るよりも、
実力を高めるための勉強に時間を費やすのが一番です。


今やるべきことをコツコツこなして、実力を蓄え、
確実に成果を出していけば、「いい噂」は、
自然と自分の後についてくるようになります。


実力もないのに、身の丈に合わない大げさな自慢話をしていたら、
そのうち「あの人は口先だけだ」と、
悪い噂が立ちかねません。


周りによく見られることに
執着すればするほど、現実は理想とかけ離れていきます。
賢者は、愚者が自慢話をする間に、
目の前の一歩を、確実に踏み出していきます。


「いいことがいっぱい起こる!ブッダ言葉」より抜粋

vol. 4765
「欠点を指摘してくれる人を、大切にする」  (2014/7/14 [Mon])
「その提案は、ここを見落としている」
「あなたのスキルは、ここが今ひとつだ」と、
欠点を素直に指摘してくれる親しい人を、
あなたはどう扱いますか。


愚かな人は、腹を立てて、その人を遠くに追い払います。
賢者は「よい点に気づかせてもらった。
これからもずっとそばにいて、
適切なアドバイスをしてもらえないか」とその人を大切にします。


なぜ、相手は厳しいことを言うのか?
相手の身になって考えてみましょう。
それは、傷つけてやろうとか、
馬鹿にしてやろうという意地悪な気持ちからでは
ない場合がほとんどです。


「このままでは、あの人は成長しない。
ここでもうひと踏ん張りすれば、
もっと素晴らしい結果が得られるはずだ」と、
その人の成功を親身に考えてくれているからです。


期待していない人には、わざわざ欠点を挙げ連ねて、
人間関係をギクシャクさせるリスクはおかさないもの。
厳しく言うのは、それだけ相手を思う気持ちが大きいのです。
親が子どもに口うるさい理由も、わかるでしょう。


本当に賢い人は、そのあたりの相手の心情を理解できるので、
納得できない場合でも、「指摘してくれてありがとう」
と素直に頭を下げられるのです。
心中で感謝するだけでもいいのです。
何か、見えてくることがあるはずです。


「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉より抜粋

vol. 4764
「人の『いいところ』を真似する」  (2014/7/13 [Sun])
どんな人にも、必ず「いいところ」があります。
賢者は、他人の「いいところ」だけを上手に吸収し、
自分の成長に役立てます。


たとえば、すばらしいアイデアを出せるようになりたいと思ったら、
すごいアイデアマンを見つけて、その人がどんな本を読み、
どんな映画や音楽に興味を持ち、
どんな人とつき合っているのか、じっくり観察します。


さらに、そのアイデアマンに自分から積極的に質問して、
いいアイデアを出す方法を教えてもらい、
それを学び取るのです。


ただし、相手をだましてノウハウを盗んだり、
裏切って相手の人脈を自分のものにしたりするようなことは、
絶対にしません。相手を出し抜き、
相手の居場所を奪うようなことをすれば、
その因果は、必ず自分自身にはねかえってくるからです。


もし、ミツバチが、蜜さえ取れればいいとばかりに花を傷つけ、
枯れさせたなら、二度と、蜜はとれなくなるでしょう。
花を傷つけたら、損をするのは自分なのです。
また、ミツバチは、花の受粉も手伝います。
それが翌年また花を咲かせるという自然界の循環を生んでいます。


得た分を、相手に与えてはじめて、
物事はうまく回るようにできています。相手を傷つけず、
相手に利益を与えつつ、相手の「いいところ」を学び取っていきたいものです。


「いいこと」がいっぱい起きる!ブッダの言葉より抜粋

vol. 4763
「よい言葉だけを聞く」  (2014/7/12 [Sat])
*花摘みの上手な人は、美しい花だけを積んでいくものです。
*賢い人は「良い言葉」の身を、自分のものとします。
*「悪い言葉」をひろい集める必要はありません。


グチ、悪口、ネガティブな話題が聞こえても、
同調してはいけません。「悪い言葉」に同調してしまえば、
その人は同様に、働くことが億劫になったり、
将来への不安が湧いてきたりするものです。


「感謝を知らない気の毒な人だ」と遠巻きにしていれば、
悪影響を受けずにすみます。
逆に、前向きでポジティブな「よい言葉」は、
「そうですね。私もそう思います」と、
積極的に同調して受け入れましょう。
あなたの気持ちもポジティブに保てるようになるからです。


日々、テレビや新聞、雑誌から、
洪水のように押し寄せる不安をあおる「悪い言葉」を、
すべてシャットアウトするのは無理でしょう。
でも、だからといって嘆き、あきらめることはありません。


そんな玉石混交の現世でも、最高の人生を送る知恵を
ブッダは教えてくれます。花摘みの上手な人が、
見頃の花、色あせた花、これから咲く花を見分けて、
一番大切だと、ブッダは語ります。


幸せを喜ぶ言葉、感謝の言葉、明るい未来を信じる言葉を摘みましょう。
そして明るい言葉だけを口にして、会話に美しい花を咲かせるのです。
辛く悲しいことに引っ張られるのが人間の性です。
だからこそ、明るい言葉に意識を向ける必要があるのです。


「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉より抜粋

vol. 4762
「この四つを大切にできるだけで、人生は上出来」  (2014/7/11 [Fri])
幸福を招くのも、不幸な人生を歩むのも、この世に生きるあなた次第です。
運命は、生まれる前から決定しているわけではありません。
日々、あなたが何を考え、何を行うかで決まるのです。
つまり自由自在なのです。


ですから、「私は不運にばかり見舞われる。
これからも『いいこと』なんて起らない」などと思うなら、
まずその「間違った考え」を捨てましょう。


投げやりになって、幸せになるための努力を怠ければ、
心配事をさらに抱えるでしょう。そんな余裕のない貧しい考えは、
あなたの心から慈悲心を奪い、自分の利益でしか考えない
さらに貧しい心を生むでしょう。貧しい心からは、
貧しいものしか生まれません。本書で心を豊かにしていきましょう。
あなたは、あなたが思うよりもずっと期待できる人間です。
まず、そう知るだけで、運命は大きく好転します。
そして、次の四つのことを試してほしいのです。

*楽観的に物事を見る。
*コツコツと努力を続ける。
*苦しいときこそ、感謝を心がける。
*健康にマイナスになることをしない。


『「いいこと」がいっぱい起こる!」ブッダの言葉』より抜粋

 

vol. 4761
「天使の仕事は年中無休 二十四時間勤務」  (2014/7/08 [Tue])
天使は神様から大切な使命をもらっています。
それは、あなたを見守り、助けることです。
天使の仕事は年中無休、二十四時間勤務です。


ずっとあなたのそばで、あなたを見守っていてくれます。
あなたが寝るときには、「おやすみ」あなたが起きるときには、
「おはよう」ねぼけまなこのあなたに、やさしく言ってくれます。


「あなたはきっとうまくいく」より抜粋

vol. 4760
「ときどき愛は目に見えないし聞こえない そんな愛にあなたは守られてきた」  (2014/7/07 [Mon])
甘い言葉だけが愛ではありません。
たった一秒で言える愛よりも、
もっと真実な愛があります。


百の言葉を並べてみても、一つの行いにはかないません。
百の行いを重ねてみても、一つの真実にはかないません。


真実の愛は、目に見えません。
けれども、一瞬で消えることもありません。


傷つき、疲れ果て、倒れても、立ち上がり、
持続していきます。あなたに生きることを持続させてきたのは、
そんな奇跡のような愛ではないですか。


「あなたはきっとうまくいく」より抜粋

vol. 4759
「自分ひとりで生まれてきたんじゃない 多くの人の愛で生かされてきた」  (2014/7/06 [Sun])

赤ちゃんは、誰かの助けがなければ生きていけません。
ミルクをくれる人、おむつを換えてくれる人、
抱いてあやしてくれる人、そういう人が
いるから育っていくのですよね。でも、大きくなると、
いつの間にかそのことを忘れてしまいます。


だれでもむかしは、小さな子どもだったし、
実は、今でも子どもなのに……。
自分ひとりの力でこの世を生きてきた人など、
ひとりもいません。だれでもみな、
助けられて生きてきました。
多くの人の愛で生かされきました。


「あなたはきっとうまくいく」より抜粋

vol. 4758
「生まれたときから喜びをプレゼントした 生まれたときから愛されてきた」  (2014/7/05 [Sat])
あなたはこの世に何ももたずに生まれてきました。
小さな小さなあなたは、お金も、財産も、権力も、
何ももたずに、やってきました。


でも、あなたは生まれてきたときから、
みんなに喜びのプレゼントを贈ったのです。
お母さんの喜び、お父さんの喜び、家族の喜び……。
あなたの誕生を見守った人は、あなたが生まれた、
それだけで大喜びでした。


あなたは、生まれたときからみんなに愛されました。
あなたの顔を見たくて、あなたの声を聞きたくて、
あなたのほおにさわりたくて、
みんながあなたのもとへやってきました。
あなたが生まれたことが、一番のプレゼントでした。



「あなたはきっとうまくいく」より抜粋

vol. 4758
「人間はひとりぼっちじゃない いつも誰かとつながっている」  (2014/7/04 [Fri])
人間は決して一人ではありません。
誰かを愛することができ、誰かを愛することができます。
いや、本当はすでにだれもが愛されてきたのです。


たくさんの人に愛されてきたからこそ、今、
ここにいるのです。もしかして、
あなたは自分自身のことを考えすぎてはいませんか。


あなたのほうが人を愛することを忘れていませんか。
あなたに愛があれば、
いつもあなたはだれかとつながっています。


「あなたはきっとうまくいく」より抜粋

vol. 4757
「禍転じて福となす 今 困ったことがうれしいことに変わる」  (2014/7/03 [Thu])
試験に落っこちたおかげで、勉強の大切さがわかりました。
そのおかげで、今の仕事を続けられています。


病気になったおかげで、健康のありがたさがわかりました。
そのおかげで、今日も元気で働けます。


厳しくしかられたおかげで、危ないことはやめました。
そのおかげで、今日生きていられます。


貧しかったおかげで、物と心のありがたさを知りました。
そのおかげで、明日の希望を持っています。


「あなたはきっとうまくいく」より抜粋


vol. 4756
「イライラしていると文句を言いたくなる 文句を言うと自分に返ってくる」  (2014/7/02 [Wed])
小さなことにイライラして、人に文句を言うと、
それは必ず自分に返ってきます。


自分の思いどおりにいかずイライラするときは、
何か楽しいことをしましょう。


相手が自分をイライラさせるときは、
その人の言いわけを探してあげましょう。


あなたや相手の感情を悪くするより、
そのほうが、後できっとうまくいくのです。


「あなたはきっとうまくいく」より抜粋

vol. 4755
「……のせいで」が運を悪くする 「……のおかげで」が運を開く」  (2014/7/01 [Tue])
「……のせいで」が運を悪くする 「……のおかげで」が運を開く」

出かけようとすると、急に雨が降ってきました。
あるセールスマンは、こう言って出かけるのをやめました。
「雨のせいでスーツがぬれるな。こんな日はセールスはダメだ」


別のセールスマンは、こう言って出かけていきました。
「雨のおかげで、今日は仕事は「がきっとうまくいくぞ」
取引先では、どしゃぶりの雨の中を訪ねてきた彼を、
大切のもてなしてくれました。


「雨のおかげで、やっぱりうまくいった」運がいい人は、
「おかげで」という言葉をよく使います。


「あなたなきっとうまくいく」より抜粋

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